研究室はなにを基準に選んだら良いのか

残念ですが、答えはないと思う。

 

今年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庄佑氏が会見で何回も「苦労」という言葉が印象的だった。自分も研究を少しかじった身分から言わせてもらうと、研究はかならず「苦労」というものがまとわりついてくるものだと感じる。

mainichi.jp

 

あんまり関係ないが

ips細胞の研究で一躍有名になった山中伸弥教授でも整形外科医だった当初アメリカでは「ジャマナカ」と呼ばれていたらしい。

logmi.jp

 

少し脱線してしまったが、研究室選びのコツとして大切なのは一点、「先生やラボの人たちに信頼してもらえる環境かどうか」を僕は提唱していきたい。

なぜかというと、僕は信頼されなかったからだ。

信頼されないとどうなるか

・研究費を使ってもらえなくなる

・進捗がなく、研究室に出入りしづらくなる

・精神的に辛くなる

 

この3つは僕の体験談である。

大切なのは信頼されないことで研究費を使ってもらえなくなることだ。

これが起きてしまうともう八方塞がりだ。

例えば、新しい実験環境を構築して動画を撮影したいとする。

そしたらカメラどうする?ケーブルは?保存用のパソコンは?となってしまう。

 

僕の所属する研究室は貧乏というまではなかったが、メインで進めている研究を優先する方針にあったので僕は研究費がもらえないまま、呆然とし続ける日々だった。

 

そんな日々も今は懐かしい。

皆さんも気をつけてください。

別に研究、うまくやれば楽しいけどね